Divamics|分子動力学 × AIによる創薬受託サービス 技術優位性
Divamicsの中核技術は、標的構造の静的なスナップショットを、リアルタイムに動くダイナミックなシミュレーションへと変換する独自アプローチ「Molecular Movie」にあります。これにより、標的タンパク質の隠れた動的挙動を可視化し、選択性の高い分子設計を可能にします。
2つのコアプラットフォーム
Biotrajectory AI
AIアシスタント「Diva」を中核に、標的探索、文献・特許検索、多次元的な相互作用ロジック解析を対話型で実現。SAR(構造活性相関)モデリングから臨床解析までを支援します。
Molecular Dynamics Platform
薬物分子の透過、標的タンパク質への結合、相互作用など、微視的な生物学的動態をシミュレーション。複雑データの処理速度は従来比20倍を実現します。
基盤技術
4つの中核技術を統合し、動的分子挙動を高速・高精度に解析します。
Target-to-PCC 期間の短縮
従来型AI創薬と比較し、PCC到達までの期間を大幅に短縮します。
提供サービス
| サービス | 内容 |
|---|---|
| Hits-to-PCC アクセラレーション | Hit同定から前臨床候補化合物(PCC)までの初期創薬プロセスを最適化。 |
| Discovery → Pipeline Value 転換 | 検証済みの創薬アプローチを、ライセンス可能な有望アセットへと転換。 |
| Design-to-Validation ネットワーク | 病院・トランスレーショナル研究パートナーと連携した、設計から検証までの一貫体制。 |
| マルチモダリティ対応 | 低分子・ペプチド・抗体のいずれのモダリティにも対応。 |
重点疾患領域
- オンコロジー(Oncology)
- 自己免疫疾患(Autoimmune Diseases)
- 代謝性疾患(Metabolic Diseases)
パイプライン実績
2025年時点で、Divamicsは50社を超えるグローバルクライアントとともに80以上のパイプラインを推進しています。約80%のクライアントがリピート発注を行っており、その実効性はビジネス面でも裏付けられています。
クライアント
パイプライン
ビジネス率
(FY25 vs FY24)
臨床ステージ到達実績
| パイプライン | モダリティ | ステージ | 備考 |
|---|---|---|---|
| BGM0504 | ペプチド | Phase III | BrightGeneとの共同開発。MD駆動型ペプチド設計の成果としてトップジャーナル掲載。 |
| EGFR標的プログラム | 低分子 | Phase III | メカニズム解明から臨床段階までを一貫して実現。 |
| BGM1812 | ペプチド(Me-Better) | 研究段階(発表済み) | J. Med. Chem. 2025 に掲載。 |
代表的なケーススタディ
BGM1812:BrightGene(688166.SH)との共同開発
わずか6か月で13回の分子設計イテレーションを完了し、BGM1812に到達。合成したペプチドは15種未満。Ile(Me)24をGly(Me)24に変異させることで凝集抑制性を高め、DIOラットにおいて 0.012–0.12 mg/kg の投与で体重減少効果を確認。
DYRK1B 標的:卓越した選択性の実現
DYRK1B標的に対し、6か月未満・20回未満の分子設計で、DYRK1Aに対して10倍以上の選択性を達成。IC50は最終的に5 nM未満に到達。LeuとMet残基間の空間的差異を活用した設計。
核内受容体アロステリックアゴニスト
数十マイクロ秒スケールの動的シミュレーションを用い、わずか4か月で分子メカニズムを解明し、特許戦略を確定。
PSMA-617を上回る放射性医薬品の設計
わずか3か月で、PSMA-617と比較して優れた有効性と体内分布を示す新規特許取得可能な分子(m3-12、m3-12a、m3-19)を同定。m3-19は120時間経過後も優れた腫瘍集積を維持し、腫瘍/腎臓比においてもPSMA-617を上回る安全性プロファイルを示した。
会社概要
| 社名 | Divamics |
|---|---|
| 設立 | 2021年 |
| 事業内容 | AI × 分子動力学による創薬プラットフォームの開発・提供 |
| 拠点 | 蘇州(本社)/ 上海 / 北京(コンピュテーションセンター)/ シンガポール |
| 主要提携 | BrightGene(688166.SH)/ Johnson & Johnson JLABS 参画 |
| グローバル展開 | 北米・韓国・シンガポールでのパートナーシップを推進 |
沿革
| 2021 | 蘇州にて設立。PhD・メディシナルケミストによるコアチームを編成。 |
|---|---|
| 2022–2023 | 「Molecular Movie」フレームワークを確立。低分子・ペプチド・抗体のマルチモダリティ実績を検証。Design-to-Validationネットワークを構築。 |
| 2024 | BGM0504(ペプチド)およびEGFR標的プログラム(低分子)がPhase IIIに到達。北米・韓国でのパートナーシップを開始。 |
| 2025 | 北京コンピュテーションセンター設立。シンガポールセンター開設。J&J JLABSにレジデントとして参画。売上2.5倍成長。 |


